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日本初!トランスジェンダー受け入れ女子大学誕生【学長の思い】

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お茶の水女子大学が、

トランスジェンダーの方の受験や入学を2020年度から認めると発表しました。

トランスジェンダーの入学を承認した女子大学は、お茶の水女子大が日本初です。

 

2020年度より受け入れ開始

大学はこれまで入学の条件を「戸籍上の女性」と限定していましたが、

2020年度から、戸籍上の性別が男性であっても性自認が女性であれば

入学できることとしました。

文部科学省は国内の女子大で初めてのケースということで

「在学中の学生への支援を検討することも必要」ともコメントしています。

 

お茶大はトランスジェンダーの学生から受験できるかどうか問い合わせがあったことを受け、

16年度に検討を始めました。

記者会見での室伏学長への質疑

室伏学長は記者会見で「真摯にお茶大で学びたいという人を受け入れたい。

多様性を包摂する社会の対応として当然のこと」と話しました。

 

Q)受け入れの確認方法として、医師の診断書など何らかの確認を求めるのか。

本人の自己申告でも受け入れるのか。

 

A)確認方法は、何らかの確認をするのか、本人の申告も含めているのか

詳細はお答えするわけにはいかないが、受け入れ委員会で細かく検討していきたい。

その中では様々な方策があると思う。

 

Q)戸籍が女性で性自認が男性の人も受け入れるのか。

 

A)戸籍上の女性なら、出願資格があるので受け入れる。

これまでにも入学後に性自認が男性に変わった学生は在学していた。

 

Q)学生、保護者、教職員などの説明やその反応は。

A)学内での説明会はかなりやってきた。

教職員、同窓生などには20回ほど行い、学生にも3回行った。

学生からの反応はとても前向きな反応で、方針への反対はなかった。―中略―

 

正式決定後に、それぞれの理事の方々にも連絡し、賛成をしていただいている。

教職員も、これからの準備など、いろいろなご意見があったが、

受け入れるという方針そのものについては(反対などの)議論はなかった。

 

Q)学内外からの反応は。附属高校は戸籍上の女子だが、そのへんの取り扱いは。

A)学内外からの反応は好意的なものがほとんどだった。

中国の新聞でも好意的な意見を載せていただいている。

このことは日本の社会を変えていくことで、非常に重要なことだと思っている。

 

附属高校は、高校を受験する段階で、性自認が揺れることも多いので、

附属高校では、トランスジェンダーへの受け入れは考えていない。

 

Q)必要な設備とは具体的に何か。更衣室など?

A)設備についてですが、いろいろなものが考えられている。

別の配慮としてはトランスジェンダーが入ってこられた時、

海外の大学に留学したいという時、相手の大学が受け入れているかどうかで

希望する大学に行けないこともありうる。

 

そうした制限がつくことも考えられる。

トランスジェンダーの皆さんに、受験前にそうしたことを伝えて

できるだけ心地よい環境を整えたい。

 

広がるトランスジェンダー受け入れ

国内では奈良女子大や日本女子大、

津田塾大などが受け入れに向けた検討を進めています。

奈良女子大の担当者は「お茶大を参考にしながら、学内での合意形成をはかっていきたい」と

話しています。

 

今まで、女性限定の学校への入学を切望しながらも、

あきらめていた方もたくさんいたはずです。

そうした方たちの夢が叶う時代が、いよいよ訪れようとしています。

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